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猫も人と同じように咳をすることがありますが、人のように日常的に咳をすることはありません。 毎日のように咳をする、連続して咳をするという場合は、病気の可能性も・・・。 猫の咳にはどのような原因があるのでしょうか? 今回は、咳の原因と咳をする場合に考えられる病気についてご紹介します!
猫も異物を吸い込んでしまうと咳をします。 また、喉に食べ物がつかえたり、水が気管に入ってしまったりすると、誤飲を防ぐために食べ物を押し出そうと咳をします。 この場合の咳は、連続して咳が出ますが、数回で治まることがほとんどです。
猫が遊んでいる時や驚いた時に、むせ込んで咳をすることがあります。 この場合の咳は、猫の興奮が落ち着けば咳も治まります。
猫が毎日咳をする、連続して咳が止まらない、咳をすると「ゼーゼー」と音がするなどの場合は、病気が原因で咳をしている可能性があります。 他にも元気消失や苦しそうにしているなど、色々な症状が同時に出る場合があります。
逆くしゃみは、咳とよく似た症状で、鼻から空気を押し出すくしゃみと反対に、急激に鼻から空気を吸い込む状態のことを言います。 鼻に違和感がある時などに、口を閉じて「フンフン」と鼻を鳴らす、「グーグー」と連続した大きな音を出す時もあります。
数回で治まる咳は、吸い込んだ異物を取り除くための生理現象なので、心配をしなくても大丈夫です。 咳がなかなか止まらない場合などは、感染症や心臓病などの病気が原因となっている可能性があるので、病気を疑い動物病院で診てもらいましょう。 また、咳の他に以下のような症状が見られたら注意が必要ですよ!
猫が普通の咳をする時は、基本的にしゃがみ込み頭を下げて咳をします。 毎日のように連続して咳をしている場合は病気の可能性があるので要注意!!
人の風邪によく似た病気で、鼻水やくしゃみ、咳や目ヤニ、発熱などの症状が出ます。 原因は、ウイルスや細菌による病気が関係していることが多いようです。
アレルギーを引き起こす原因物質などが気管支を収縮させてしまい、発作的に咳や呼吸困難などの症状が出る病気です。 喘息が悪化し、発作が重度になると命に関わることもあります。
トキソプラズマという寄生虫が猫に感染し起こる病気です。 主に、咳や呼吸困難、嘔吐や発熱などの症状が出ます。
心臓の筋肉が通常よりも薄くなったり、厚くなったりするなどの異常が起こり、心臓の動きが弱くなる病気です。 咳や呼吸困難、食欲不振や元気消失などの症状が出ます。
リンパ球がガン化してしまう血液のガンの一種です。 猫白血病ウイルスの感染が関係していると言われており、咳や呼吸困難、痩せてしまうなどの症状が出ます。
食道の一部分が異常に広がった状態になってしまい、食道の運動が低下し水や食べ物を胃に送り込めず吐き出してしまう病気です。 また、嘔吐物が気管から鼻や肺に入る「誤嚥」を起こすことで、咳や発熱などの症状を併発します。
グルーミングで体内に入った抜け毛が、消化器官内で毛玉になってしまい排出できなくなる病気です。 口から毛玉を出そうとして咳をしたり、便秘や食欲不振などの症状が出ます。
ワクチンを接種することで、猫の上部気道感染症やリンパ腫に関係していると言われている「猫白血病ウイルス感染症」を予防することができます。
外にはたくさんの病原菌やウイルスがあります。 野良猫に直接触れ合うと病気をもらうこともあるので、猫の健康を考えて完全に室内飼いすることをおすすめします。
アレルギー体質の猫の場合は、アレルギー物質などとの接触を防ぐためにこまめに掃除をして生活スペースを清潔に保ってあげましょう!
グルーミングで抜け毛が体内に入らないように、毎日のブラッシングを欠かさずしてあげましょう。 ブラッシングを行うことにより、大量の抜け毛を猫の体内に入らないように防ぐことができます。
栄養価の高いキャットフードを食べることで、抵抗力や健康を高めることができます。 今では年齢別に栄養価が考えられていたり、病気予防に特化していたりとキャットフードも様々。選ぶときは猫の健康を考えながら選びましょう!
毛球症は、グルーミングで飲み込んでしまった毛を、上手く口から吐き出せない、便と一緒に排出できないことが原因でなる病気です。
猫が毛球症になると、咳をして口から吐こうとするしぐさが見られますが、毛玉を排便出来ないことから便秘や食欲不振という症状が現れます。また、お腹を触ろうとすると嫌がることもあります。 このような症状が見られた場合は、すぐに動物病院で診てもらいましょう!
毛球症の予防方法として、こまめなブラッシングをしてあげましょう。抜け毛を飲み込まないように取り除いてあげることで、毛球症の予防につながります。 特に、換毛期の春と秋は抜け毛がとても増えますので、普段よりもブラッシングの回数を増やしてあげましょう!
ブラッシングの他に、毛玉対策のキャットフードを与えることもおすすめです。 キャットフードの中には「ヘアボールケア」や「毛玉コントロール」と書かれているものがあります。 これらのキャットフードは通常のキャットフードよりも食物繊維が多く配合されているので、胃の消化機能を活発にし、毛玉を排便する動きを促してくれます。
毛球症は、毎日のブラッシングとキャットフードで予防できます。 飼い主さんが出来る予防はきちんとしてあげましょう!
心配のいらない咳なのか病気の咳なのか、普段から猫が咳をする時にどのような状態で咳をするかをよく観察しておきましょう!
猫がどのような時に咳をするのか、咳をした後に音がするかなどを観察しておくことで、動物病院へ行ったときに獣医師さんへスムーズに症状を伝えることができます。
また、連続して咳をするようであれば、病気の可能性があるので動物病院への受診をお勧めします。
飼い主さんは、猫が毎日快適にすごせるように生活スペースを整えてあげましょうね!